うつ改善から社会復帰までのステップ

心理学科卒業の23歳によるブログ。高2で教師からのパワハラや大好きだった陸上ができなくなったことにより、うつ病になる。そこから立ち上がり、大学で水泳部に入り、ベストを15秒更新。その後の就活では、九州の大手人材会社に内定。人生のどん底を味わった男がどうやって復活したのか、そして、どうやって結果を残してきたのか?それを心理学を用いて解説していきます。

うつが治らない日本の仕組み

こんにちは!

ともです。

最近暑い😵ですが、いかがお過ごしですか?

暑いので、体調管理に気をつけてくださいね!

暑くて外に出られない時は、私のブログを見ていただけたら幸いです笑

 

さて、第2回は、うつが治らない日本の仕組みについて書いていきたいと思います。

 

うつが治らない仕組みということですが、

大きく分けて、3つあります。

 

治療機関は、うつを治そうとしていない?

えっ?何言ってるの?

じゃあ、どうすればいいの?

こう思った人もいると思います。

 

では、なんでこんなことを言うのかというと、日本のカウンセリングは、「うつを治すためだけのものである」ことが多く、「うつが治った後にどうすればいいのか」にフォーカスしていないことが多いのです。

もっと具体的に言うと、カウンセラー(臨床心理士)は、主に相手の話を聞いてあげて、現在の不安を取り除く」ということにフォーカスしているのであって、その後あなたが幸せに生きていけるのかどうかについて」は、あまり触れないのです。

 

そのため、うつは再発するのです。

 

しかし、これは決してカウンセラー(臨床心理士)が悪いわけではありません。

 

なぜなら、うつが治った後にも、これからの人生を生きていく上で大切な心理学(コーチング、メンタルトレーニング、認知行動療法

日本であまり浸透していない

のです。

 

しかし、普段あまり聞かないだけで、探せばそういったものを学べるところはたくさんあります。

ですので、重度のうつの人は、まずは治療に専念し、軽度のうつや治りかけの人は、少しお金はかかりますが、自分のこれから先の長い人生をより良いものにするためと思って、学んだり、探したりしてみてくださいね😉

まずは、本を手にとって見るのもいいでしょう!

ちなみに、個人的にとっつきやすい順番は、認知行動療法コーチンメンタルトレーニングです(私は全て学んだことあります)。

 

 

日本は、うつを治せる環境が整っていない?

これは、ホントにそのままです。

なぜなら、うつになった人、もしくは今うつの人は分かると思うのですが、うつになると、

「人目が気になる、外に出るのがきつい」

こういう状態になります。

それにも関わらず、外に出てカウンセリングを受けに行かなきゃいけないのですから、外に出られない=カウンセリングを受けられないことになりますよね〜😭

日本もネット社会ではありますが、ネットを使ってカウンセリングを受けるという文化がないため、これからネットでカウンセリングを受けられるようになればいいなーと思っています。

(ちなみに私はネットカウンセラーを目指しています💪)

 

ですから、ネットで相談できる人と、会って相談できる人の両方がいるとベストですよねー。

 

そして更に、「日本でうつについて理解している人が少ない」というのも、環境が整っていない原因の1つと言えるでしょう。

理由は簡単で、日本は実質12年(高校も入れて)学校に通うのにも関わらず、心理学やうつについて学ぶ授業が一切ありません。

 

最近、企業では、メンタルヘルスケアを実施するようになってはきましたが、理解を示さない人が多いのが現状です。

その証拠として、働きすぎてメンタルがまいってしまい、自殺したというニュースがありますよね。

 

ですので、うつについて分からない人に対して、分かってもらうのは非常に難しいです。

それよりも、自分のうつをどうやったら治せるか考える方が得策と言えるでしょう!

あのガッキー❤️主演のドラマ「逃げるは恥だが、役に立つ(ハンガリーのことわざ)」っていう言葉があるように、自分のために逃げて、自分にとって優しい環境を作ることだって、うつの時には大切です!

※本当のことわざの意味は、自分の能力を発揮できる場所に行くために、逃げるという選択肢もあるというものだそうです。

 

 

社会経験があるカウンセラーが少ない

これもまた、そのままなのですが、日本で臨床心理士になるためには、大学院まで行き、実習を重ね、臨床心理士の資格を取って、臨床心理士になります。

その多くが、一般的な企業の仕事をすることなく、臨床心理士になるのです。

ですので、全くとは言いませんが、働いている人の気持ちがあまり分からないと思います。(※個人的な主観です)

しかし、その臨床心理士のお客さんは、うつ病患者が最も多いとされる働き盛りの3.40代の人達で多くを占めているという矛盾が発生してしまっているのです。

 

実際に一般的な企業で働いてからカウンセラーになった人の方が、カウンセリングに深みがあると私は感じています。

 

ですので、もし近くに一般企業での社会経験があるカウンセラーがいれば、そちらの方を私はオススメします(ホームページにカウンセラーのプロフィールが書いているところもあります)。

 

 

これで今回は以上となりますが、いかがだったでしょうか?

次回は、「うつは甘えなのか?」について書いていきたいと思います。

楽しみにしててくださいね😆

では、またお会いしましょう👋🏻